スポンサーサイト [Edit]
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | 【--------(--) --:--:--】 | Trackback(-) | Comments(-)
Hello World~今日から始めるCELLプログラミング(仮題) [Edit]
前回までの内容でx86パソコン&FC5 LinuxによるCELLプログラミング環境は整いました.今回から実際にCELLプログラミングを開始します.当面,Fixstarsのホームページに記載してあるプログラムを実行していきます.

最初のプログラムといえば"Hello World".Fixstarsのサンプルが

http://cell.fixstars.com/pukiwiki/index.php?PPE%C8%C7%20Hello%20World

に置いてあるので,ページの一番下hello_ppu.tar.gzをダウンロードし,ホームの下に"cell_program"ディレクトリを作ってそこに保存する(以後,サンプルの保存場所はここ).展開してできた"hello_ppu"フォルダに移動し,binディレクトリを作成しておく(こうしないとmake installで実行ファイルがうまくbin/に作成されなかった).

$ mkdir bin

さて,Fixstarsに掲載されているプログラムはCELLSDK1.1を対象にしているので,Makefileを修正しなくてはならない.src/ppu/Makefileの該当箇所を以下のように編集.

IBMBASE = /opt/ibm/cell-sdk/prototype/sysroot/usr
SCEBASE = /opt/cell/toolchain-3.3
CC = $(SCEBASE)/bin/ppu-gcc

そしたらhello_ppu直下で

$ make;make_install

する.特にErrorがでなければOK.bin/に"ppu_main"という実行ファイルが作成される.

コンパイルした実行ファイルはCellのPPE/SPEを利用することが前提なので,x86のFC5上では実行できない.そこでCELLシミュレータを立ち上げ,CELL環境をエミュレートする.rootじゃないと駄目なので注意.

# cd /opt/ibm/systemsim-cell/run/cell/linux
# ../run_gui

下図に示すセルシミュレータのGUIが出現する.
cellsdk1.png
このままでは駄目で,動かすにはGUIの"GO"ボタンを押さなくてはいけない.するとシミュレータ上でFedora Coreが立ち上がり,仮想Cell計算機がエミュレートされる,という寸法(だと思う).無事立ち上がったら上の画面下にある"mysim"コンソールに

Welcome to Fedora Core
Press ‘I’ to enter interactive startup.
INIT: Entering runlevel: 2
[root@(none) ~]#

が現れる."Press ‘I’"と出てもIキーを押す必要はないので注意.

ここで補足.ふつうに"GO"を押すと起動にめっちゃ時間がかかるので,その前に"Fast Mode"をクリックしておけば,デバッグなし起動になって速く起動する.

ではGOボタンを押してエミュレータを起動し,先ほどコンパイルしたファイルをエミュレータで実行する.エミュレータとFC5のディレクトリは同期していないので,エミュレータにファイルを読み込まなくてはいけない.CELLコンソールにて,

[root(none) ~]# callthru source /home/ユーザ名/cell_program/hello_ppu/bin/ppu_main > ppu_main

を実行するとファイルが転送される.後は実行するのみ.ただし,実行パーミッションがないと怒られるので,chmod +xしておくこと.

[root(none) ~]# chmod +x ./ppu_main
[root(none) ~]# ./ppu_main
Hello World!

無事"Hello World!"が表示された!.

ここでもいっちょ補足.Cellシミュレータは実際にプログラムを動作させるとき以外は起動している必要がない.そこで一度立ち上げたら"Stop"ボタンを押して一時停止しておき,元のFedora上でプログラムの作成(編集)を行い,コンパイルし,完成したらエミュレータで読み込みGOボタン押して転送,実行,という流れにすれば良い.一時停止中は負荷がないので,こうするのが基本.

以上が簡単なCELLプログラミング&シミュレータの使い方.一度シミュレータを落とすとcallthruでとってきたファイルは消えてしまうので注意.
スポンサーサイト


[プログラム]CELL | 【2007-04-23(Mon) 18:41:55】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

FC2カウンター
現在の閲覧者数:
リンク
RSSフィード
ブログ内検索
フリーエリア

カテゴリー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。